2006-12-14
■ 『幻想展覧会II/ニュー・ゴシック短編集』(ベネッセ)
パトリック・マグラア&ブラッドフォード・モロー編のアンソロジー。今日届いたので早速読み始めることにします。収録作家がなんとも渋く、アンジェラ・カーター、マーティン・エイミス、ジョイス・キャロル・オーツ、スコット・ブラッドフィールド、ピーター・ストラウブ、ブラッドフォード・モロー、ポール・ウエスト、ロバート・クーヴァー、キャシー・アッカー、ウィリアム・ヴォルマンといった顔ぶれ。
■ [擬似自然] オイカワ
30cm水槽で飼育していたオイカワが随分大きくなったので60cm水槽に引越し。
当初生態などはカワムツとほとんど同じだろうと思っていましたが全然違います。ハヤ、ハエなどと呼ばれるとおりせわしなく泳ぎ回る速度は推定カワムツの2倍。しかも機動力がまた凄まじく、ストップ&ゴー、クイック・ターンを駆使した捕食能力の高いこと。雑魚の異名どおり見た目はイワシみたいだし、実際自然環境下では捕食される側の代表格みたいな魚ですが、餌を取る様だけ見ているとマグロなどの回遊性プレデターが水面近くで小魚を追い回す様そっくりで妙に迫力があります。しかも大変な大喰らいで、半端な量では餌が沈む前に水面近くで食べつくしてしまうので、ハゼやカマツカにまで餌が行き渡りません。なので自然と給餌量も増え、水質を悪化させることに。うーん、困ったもんだ。