2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

2008-06-30

■ [本] 『遠すぎた星/老人と宇宙2』 ジョン・スコルジー コロニー防衛軍のなかでも勇猛果敢で知られるゴースト部隊の隊員は、防衛軍に志願したものの、軍務につくまえに死んだ地球人のクローンで構成されている。だが、新たに部隊員となったジェレド・ディラ…

2008-06-29

■ [自然・虫] 午後の部 午後になって一時雨が止んだので少しだけ様子見。今日もハチ三昧。1cmほどの小さなミカドドロバチ。これも狩人だが、巣は竹筒に作る。 上のドロバチよりも少し大きめのミカドトックリバチ。泥を固めたとっくり状の巣を作る、これまた…

2008-06-28

■ [自然・虫] 午後の部 朝撮れたトガリアナバチは偶然の産物。やはり狙って撮らなければ胸の内にもやもやしたものが残ってしかたない。なので午後また再挑戦。朝撮ったものは曇り具合と絞りがうまく噛み合わず納得のいかない写真が多かったので、今度はその…

2008-06-27

■ [異形の群れ] 後付設定 ■ [自然・虫] セマダラコガネ 春先の早い時期から数多く見かけるセマダラコガネ。 昔からいつでもどこでも見られる種類なのでさほど気にしていなかったが、じっくり見てみると頭部から胸部の鋳造された鎧のような質感が美しい。どこ…

2008-06-26

■ [異形の群れ] 今年も猛暑 ■ [自然・虫] コニワハンミョウ ハンミョウといえばあの美しいナミハンミョウしか知らなかった幼い頃、九州の実家へ行ったときに初めてこの種に出会った。到着してすぐ、庭の固い土にぽこぽこと開いた孔がハンミョウの幼虫の巣だ…

2008-06-25

■ ラクガキ このエントリを目にして、なんだか責められているような気持ちになった。 今読みかけの『遠すぎた星/老人と宇宙2』が終わったら読もう。購入後、解説やwebでの書評に目を通しただけですっかり読んだ気になっている本のなんと多いことか。 ■ [自…

2008-06-24

■ [本] 『野獣の街』 エルモア・レナード (創元推理文庫) 女友達と結託して、アルバニア人の金持に食らいつこうと、二人の車を追尾していたクレメント・マンセルは、進行を邪魔する車に怒って、運転していた黒人を射殺する。その男が名うて悪徳裁判官とも…

2008-06-23

■ SF&ファンタジイ・フェア 2008 情報解禁許可が下りましたのでおしらせいたします。今年夏の早川書房の「SF&ファンタジイ・フェア」で、早川さんたち5人がお手伝いさせていただくことになりました。 彼女たち5人が選んだ各5作品と早川書房SF編集部の選ん…

2008-06-22

■ [自然・虫] オオハヤバチ 今日は無理だろうと諦めていたが、雨が小休止した隙を狙って出かけてしまった。狙いは以前運良く一枚だけ撮れたオオハヤバチ。警戒心が強く葉上に止まる時間も極端に短いためこれまでは上手くいかなかったが、動きの鈍る降雨時な…

2008-06-21

■ [自然・虫] 午後の部 昼過ぎにまた雨が途切れたので、急いで出撃。朝撮った個体かどうかは判らないが、同じ場所でせっせと食事中のジガバチを見つけた。食事に夢中のあまり周囲への警戒が薄れる虫は多い。おかげでじっくり細部まで観察できた。 初めて見る…

2008-06-20

■ めも Youtubeで探し物をしていたらロメロさんの『死霊のえじき』(Day of the Dead)の導入部を見つけた。『ゾンビ』の直接の続編として物足りない、なんて語られ方をすることが多いけれど、今になってみればリメイク版や『ランド・オブ・ザ・デッド』より…

2008-06-19

■ めも 梅雨のためこれからしばらく写真を撮りに行けない日が増えそうなので、ホラー映画祭り用に何か仕入れようと物色中。出来のよい新作のラッシュも一段落して当分メジャーな新作は出ないようなので、¥1000以下で買える古いものをピックアップ。 『吸血…

2008-06-18

■ めも 某所で見て面白かったので転載。 「ミツバチって案外どんくさい(笑)」 ここしばらく訳あって『バベル17』とか『地球の長い午後』とか再読していたけど、続いてこれも訳ありでラヴクラフトの短編をいくつか再読。やっぱり『宇宙からの色』が好きだな…

2008-06-17

■ [自然・魚] 遡上調査 アユカケの遡上時期なので、朝一番で様子見に行ってきた。浅瀬の岩の下に網を構えて追い込むのだが、見られたのはこのウキゴリの稚魚や… ゴクラクハゼの稚魚ばかり。これらのハゼは、孵化直後に海へと下り、栄養を蓄えたあと川に戻っ…

2008-06-16

■ めも やっと手持ちの仕事が片付いた。2巻の作業が終わってすぐに始めたものだったので、これにてようやく自由の身に。と言いたいところなんだけど、実はまた新たな仕事が。これは早川さんとは無関係で、おまけに早川さんとはまったく違う絵柄で描かなけれ…

2008-06-15

■ [自然・虫] 新ルート 昨日潜った川の岸辺も虫の巡回コースに加えることにした。植生が異なれば見られる虫も違って面白い。コハンミョウだろうか。体長は1cmにも満たないかもしれない。あまりにも小さいので、この場所に生息しているとはこれまで気がつかな…

2008-06-14

■ [自然・魚] 初潜り 朝の巡回で川辺を覗いたらヨシノボリが多数確認できたので、早速潜ってみた。雨の影響で少し濁りはあるものの、気温同様すでに川の中は暖かい。シマヨシノボリが沢山いる。 あちこちの岩陰で大型の個体のペアが見られた。抱卵した腹がコ…

2008-06-13

■ [本] 『聞いてないとは言わせない』 ジェイムズ・リーズナー 雲ひとつない青空はぎらぎらと輝き、地面からはゆらゆらと熱気が立ちのぼる。道路の両側はどこまでも平坦な畑だ。そんなテキサスの片田舎にヒッチハイクで流れてきた青年トビーは、一人で農場を…

2008-06-12

■ [本] 『エア』 ジェフ・ライマン 2020年、中国、チベット、カザフスタンに国境を接する山岳国家カルジスタンのキズルダー村では、先祖伝来の棚田を耕し、昔から変わらぬ生活を続ける人々が暮らしていた。中国系女性チュン・メイは、そんな村の女性のために…

2008-06-11

■ [映画] 『ブレードランナー』 少し前に出たアルティメット・エディションを迷った末にスルーしてしまったので、こちらのコンパクトなパッケージの方を購入。んで、どのくらい綺麗になっているのかとちょっとだけのつもりで観始めたら、やっぱり全部通して…

2008-06-10

■ めもめも 丸屋九兵衛氏より著書『音楽誌が書かないゴシップ無法痴態』をいただいてしまいました。どうもありがとうございました。 この帯の文句を見て「んまっ、なんてお下品な」と思った方、またまたぁ、ほんとは好きなくせに~。そんな具合に脱力必至、…

2008-06-09

■ [自然・虫] 花と虫 いつもの巡回先。人の歩くところのみ1mくらいの幅で草が刈ってあるものの、頻繁に管理の手が入るわけではないので、もうほとんど草に埋もれかけている。こうなってくるとより一層マムシや毛虫に注意しなければならないが、実はそれ以上…

2008-06-08

■ めも 二冊届いたので、どっちもぱらぱらと読み始めてみる。『デ・ラ・メア幻想短篇集』 ウォルター・デ・ラ・メアrakuten:book:12940246『氷』 アンナ・カヴァン 特に『氷』はサンリオ版未入手だったので楽しみにしていた復刊。カフカ的と形容されることが…

2008-06-07

■ [自然・虫] 午後の部 雲が多く、少し風も出てきた。午後になると姿を消す虫が多いので今日は少し早めに出たが、全体的に個体数が少なく感じた。お目当てのハチはほとんど見られず。カマキリはどう撮っても絵になる。背中の白いものは何かに寄生されたのか…

2008-06-06

■ [自然・虫] 初魚眼 魚眼レンズが届いたので、早速試し撮り。もう夕方で虫もあまりいないだろうから、このレンズのみ持って家の裏でちょっとだけ…と思ったら珍しいものがいた。なんとも鮮やかな黄緑色をしたコガタノミズアブ。初めて見ることができたんだけ…

2008-06-05

■ めも 早川さんの新規仕事のテキスト部分が完了。後は絵の作業をこれから一週間ほどかけて仕上げるのみ。しかし一度ペースを落とすと元に戻すのはなかなか難しく、今思えば二巻作業進行時はよくあんなペースで描いていたものだと、自分のことなのににわかに…

2008-06-04

■ ウケた 知人の日記に書かれていたものを転載させていただきます。 【今日の早川さん2】が大変お気に入りのペロ。暇があればみています。 特に帆掛さんが気になるようです。 帆掛さんの赤目の衝撃度が高かったようで、「みてみて~。怖いよぉ。どうして?…

2008-06-03

■ [自然・虫] ハチいろいろ アカガネコハナバチ クマバチ♀ ヒゲナガハナバチ♀ 小型のハキリバチ 今撮っていて最も楽しいのがこれらのハチ。出現する種類はこれからまだまだ増えるし、どこまでこの楽しさがエスカレートするのかと考えると震えてしまう。 ■ め…

2008-06-02

■ めも 落書きドット絵 ジェフ・ライマンの『エア』を読み始めた。いつものように虐げられた人々を扱った本なのか、ってわずかな作品を読んだだけでこういう先入観が刷り込まれているのは、それだけ読んだ作品が印象に残っているということなのか。まあそれ…

2008-06-01

■ [自然・虫] 午後の部 少し風が出てきたが、日差しが強く猛烈に暑い。ところどころにアザミが咲いており、多くの虫たちが順番に立ち寄っては去ってゆく。 アシブトハナアブは鮮やかで写真映えするものの、観察対象としては面白みに欠けるか。縄張り意識が強…